女性を採用しようとして面接する場合、多くの会社では、
- 女性だからすぐに辞めてしまうのではないか?
- 女性だからすぐに人間関係で悩んで辞めてしまうのではないか?
といった疑問や懸念を持っています。
ここで、相手の疑問や懸念を払拭できなければ、採用にはなかなか届きません。
そこで、以下に、どういう質問で、「長く働けるか」「人間関係力があるか」と言ったことを聞いてくるかという事例とともに、その時にこのように返答すれば採用される確率が高まる、という事例も合わせてご紹介します。
自分らしい言葉に直して、丸暗記して、もしもその質問が出たら、すらすらと答えられるようにしましょう。
「長く働けるかどうか」の質問と返答
女性の場合は、結婚、出産というおおきなイベントがあるので、その時にやめてしまう確率が高いのは事実です。
ですので、採用側としては、そういうことがあってもやめないくらい仕事に対してやる気を持っている女性を好んで採用する傾向にあります。
ただ、「結婚したら会社を辞めますか?」と直接的に効いてくるケースはほぼ皆無で、相手は「変化球」であなたの真の気持ちを聞き出そうとしますので、そこをうまく対応するのが採用のポイントになります。
1番多く聞かれるパターンとしては
「10年後、20年後にどのようになっていたいと思いますか?」
「ワークライフバランスについてどう考えますか?」
という聞き方です。
これに対しては、「できれば長く仕事をして、自分のスキルを磨いて、御社の中でしっかりと業績に貢献できるようになっていたいと思います」というような、答え方がベターです。
「人間関係で悩んで辞めてしまわないか」の質問と返答
実際はどうかは別にして、女性というとすぐに派閥を作っていじめをしたりする、という印象を持っている企業が多いのは事実です。
ですので、せっかく入社した人がそれに巻き込まれたり、うまく人間関係を作れなくて辞めてしまうということが、企業側のもう1つの懸念点です。
それはこんな風な質問によって、問いかけられます。
「新しい職場にはすぐになじめる方ですか?」
「女性ばかりの職場で(男性ばかりの職場で)大丈夫ですか?」
こういう質問には、自分は人見知りもしないし、新しい集団にすぐになじめるということを伝えましょう。
たとえばこういう感じです。
「私は人見知りをしないで、新しい人ともすぐにお友達になれる性格なので大丈夫だと思います。」
「前の仕事で男性と一緒に仕事する機会が多かったので大丈夫です」
以上のように、必ずされる質問については事前に答えを用意しておくようにしましょう。