長く続いた不況の影響もあって、会社が倒産したとか、給料がカットされたとか暗い情報をよく見聞きします。
リストラも、かつてはまずありえないことでしたが、今ではよくある出来事として捉えられています。
新卒で採用されて、定年まで同じ会社で働くということは滅多になくなり、今の会社に来月もいられるかわからないという状況になっています。
昔から働いている社員であっても、転職を視野に入れて求人雑誌をチェックしているという話はよく聞きます。
今現在仕事をしている人でも、給料アップがここ数年ないとか、ボーナスカットという事があると、新しい就職先を探そうかなと考えてしまうこともあるでしょう。
とはいえ、月々の給料が安定している環境というのは、不満な点がある程度はあるかもしれなくても、安心して生活を送ることができる状況です。
今の仕事に不満があったとしても、次の予定が何も決まっていない状態でいきなり退職してしまうのは、もったいない事です。
この頃は、求人の数は多くなっていますが、誰でも彼でも転職ができるということはありません。
職種や業種次第では採用倍率が高すぎて、仕事につけないということもあります。
仕事をやめる時には、この会社をやめた後はどうするかを決めてからにしましょう。
次の働き口を見つけてから、会社をやめるとスムーズに進みます。
働いていない時に転職活動をすれば、フットワーク軽く行動ができるという良さもありますが、働いていないということ自体、生活費の捻出が難しくなってしまいます。
求人情報について、ここ数年は増えているので、しっかりと情報収集をして希望する仕事があるかどうか、常にアンテナをはっておくことが大切です。
どんどん動いて、納得のいく就職をするようにしましょう。