バブル崩壊後、就職氷河期と言われてきた日本ですが、現在も決して順風満帆な状態とは言えませんよね。
このような時代の中で、やっと就職した会社であっても、辞めたくなることもあるかと思います。
もちろん、続けていくことが一番良いことだと思いますが、決して続けることだけが人生ではないと・・・私はこう思っています。
さて、会社を辞めると決めた場合、この瞬間から、新しい仕事を見つけなければならない状態になるということ。
そうです、転職活動です!
まず、どのようなことをしておくべきでしょうか。
履歴書を書く
転職活動ができる時期は、その人それぞれだと思いますが、もし、ご家庭を持っている男性でしたら、退職後、すぐに新しい会社で働かなくてはいけないかもしれません。
また、若い女性や主婦の方で、すぐに収入を必要とされない方は、しばし休養をとりながら、ご自身に合った就職先を探すことも良いかと思います。
どちらにせよ、自分に合った会社が、いつ求人募集されるかわかりませんので、会社を退職される前から、履歴書は何通か用意しておくことをお勧めします。
もちろん、証明写真もバッチリ撮影しておいて下さい!
有給休暇を有効利用
もし、有給休暇が残っている場合は、転職の準備として、この期間を有効活用して下さい。
特に、間を開けずに転職したい場合は、有給休暇を利用して、気になる会社に面接に行ってみるのも一つの方法です。
その場合、「もし採用されたらいつから働くことになるのか?」を、きちんと確認しておくと良いかもしれませんね。
引き継ぎなどで、すぐに退職できない会社もあると思いますので・・・。
いよいよ会社を退職して、本格的に転職活動をされるという方は、辞めた会社のことは、もう考える必要がないわけですから、その分、会社に行きながら転職活動をされる方より、自由に活動することができます。
しかし、既に退職してしまったことにより、転職先を見つけなければならないという、焦る気持ちも出てくる場合もあります。
ちなみに、私の人生においての転職回数は、契約社員を含めて3回。
転職先がすんなり決まったこともあれば、苦戦したこともありました。
また、なかなか転職先が決まらない時は、退職したことを後悔したこともありましたし・・・。
しかし、どうして会社を辞めたいと思ったのか、どういうことをやりたいと思って転職の道を選んだのか。
この考えをしっかりと持っていれば、私のように後悔することもないかと思います!
正直、会社の面接官の中には、「継続は力なり」というお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そうした中で、何となく嫌だったとか、人間関係が嫌いだったという発言は、ちょっとマイナスになる場合もありますので、あくまでも、こういう仕事をやりたいので転職したといった言い回しの方が、相手の方にも、やる気が伝わると思います!
社会とは、継続することも転職することも、それぞれの苦労があるかと思います。
そうした中で、転職をしようと決心された方々が、笑顔で再出発できますよう、転職を経験した先輩として、笑顔で応援したいと思っています!