社員の性格の悪さがにじみでていた会社

今から10年ほど前に、通信販売業をしている会社に、社員として就職しました。

 

テレビショッピングでも見た事あるような、それなりの会社だった記憶があります。

 

入社早々、私は上司の元で、ネットショップの運営に携わりました。

 

主な仕事としては、売れた商品の梱包、発送や、ショップのページの更新、商品の撮影、在庫管理などでした。

 

現金で販売されたもの、クレジットカードで決済されたものとそれぞれ処理が異なり、かつ売れ筋の商品の担当をしていたので、四苦八苦しながら業務をこなしていくと、気が付いたら23時を回っていました。そこで上司のお小言が飛んできたのです。

 

「私がやってたらもっと早く終わっていたよ。」

 

至極当然の事をいやみったらしく言われました。何年もやってきた人が、入ってまだ1日2日の新人より遅かったらそっちのほうが問題だと思いますが。

 

そんなイヤミを愛想笑いでスルーしつつ、来る日も来る日も発送やら決済やらに追われておりました。

 

 

数日後、新人の歓迎会をするという事で、その日の業務は早く終えて飲みに行くぞと上司に言われました。

 

定時近くになると、他の社員たちも事務所に戻ってきて、やいやい話し始めました。私はその話の内容を業務をしながら聞いていました。

 

「いつもクレーム受けてるんだから、今日は飲み屋でそのうっぷんをはらすか!」

 

「私、クレームつけるのうまいんですよ!」

 

それぞれが笑いながら話しています。

 

新人の歓迎会ではないのかとも思いましたが、それはまあいいでしょう。

 

わざわざクレームをつけに飲みに行くとか、正直行きたくありませんでした。何もないところに煙をたたせるおつもりなのでしょうか。そんなトラブルが巻き起こりそうな飲み会、一体誰が行きたいというのでしょうか。

 

その後も笑いながら体の事をずけずけと言われたり、私がした仕事を、さも自分がしたかのように社長に報告したり、なんだこの会社は、なんだこの上司はと疑いたくなるような出来事が頻発しました。

 

私の心は、辞める方向に日に日に傾いていきました。決定的だったのは、亡くなった私の母の事を言われた時です。

 

「へえ、お母さん亡くなってるのか。じゃあ結婚も安心だね。うるさい姑がいなくて。」

 

どこまで性格が悪いんだこの人はと思い、私は次の日退職願を出しました。理由は言っていません。その時も散々嫌味を言われました。若いものはこらえ性がないだの、これだから新人を入れるのは反対だっただの。

 

でも辞めてせいせいしました。他の会社ではここまでの事はまずありませんでしたし。

 

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