職種も業務も意味不明な会社

ある求人に「Webデザイナー募集」と書かれていました。

 

若いころよりホームページを自分で作ったりしていた私は、Webデザイナーという仕事に非常に興味があり、ダメ元で応募したら、面接で人間性を気に入られ、採用されました。

 

その時の面接官が私の直属の上司になったため、私がPCを扱えるのを知っていたからか、出社一日目の仕事が、社長のノートPCを動くように再設定するという事でした。

 

その仕事に2日くらいかかりましたが、なんとかスムーズに動くようになり、上司に報告したところ、丁度社長が出社してきました。

 

上司は私が直したPCを乱暴に取り上げると、社長に向かって「私が直しました」と言い放ちました。

 

部下の仕事の成果を部下の前でとりあげた挙句、私に「会社ってこういうものだよ」と悪びれもせずに言ってきたのです。

 

納得はいきませんでしたが、入社間もない私に何も言うことは出来ず、仕方なく流して、Webデザイナーの仕事にとりかかろうとしました。

 

するとWebデザイナーというのも名ばかりで、結局はその会社が運営する風俗店のWebサイトの更新だけでした。

 

しかもその仕事は一か月に数日の仕事で、メインの仕事ではなかったのです。

 

時には、私の後に入ってくる新入社員用の部屋の掃除をさせられたり、時には会社が運営する飲食店の店員をさせられたり、時には廃業する店をかぎつけて、そこに2トントラックを乗り付けて、ありったけの備品をもらってくるというよくわからない仕事まで、一体私の職種は何なんだ、雑用なのか?と思わせるような仕事を、毎日のようにやらされました。

 

そんなある日、会社に電話がかかってきました。取るように促された私は電話をとりましたが、入って間もない私は、会社にどんな筋から電話がかかってくるか理解できていません。

 

その時取った電話も、誰からかかってきたのかわからなかったので「失礼ですがどちら様でしょうか」と聞いたところ、社長からでした。

 

入社して社長に会ったのは今まで一度だけで、声まで覚えていなかったので仕方ないと思って、上司に取り次いだところ、その電話が終わった後で、上司は私をしかりつけました。

 

「社長に向かってどちら様とか、なんて失礼な奴だ!後で謝りに行くぞ!」と言われました。

 

上司と一緒に社長に謝りに行きましたが、社長は笑って許してくれました。

 

そもそもなんでそこまで怒られなければならないのかすらわかってませんでしたし、謝った後からも上司にぐちぐち言われ、こんな意味不明な会社すぐにでも辞めてやる!と思いました。

 

結局それから一か月後、私は会社をやめました。

 

 

上司の態度に我慢の限界を感じた

上司が常に職員のミスがないか監視してすぐに解雇する

 

 

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