現場に行くことが多い職場で、こんな辛い会社辞めてやると思いました。
お金が早く欲しかった私は、給料が良い会社を選んだんです。
でも、とっても朝が早く、驚きました。せめて9時現地に集合なら分かるのですが、山奥に朝の7時までに集合しろと言うわけです。
山奥と言えば、それは緑が深い、野生動物が出るような山奥なのです。そんなところに自分の車で現地まで行き、そこで待機するように言われるんです。
待機と言っても、車の中でです。冬の寒い時に小さな車の中で待機しているのですから、暖房を付けないと寒くて仕方ありません。
暖房を付けて車中で待機していましたら、今度は雪が降ってきます。
その雪がまたボサボサと降り、車の視界を遮るわけです。ガソリンの減りは早く、本当にがっかりです。
交通費は出ますが、自分の車で山奥まで行くわけです。クネクネとした山道には小枝が落ちていたり、石ころが落ちているんです。
そこを走るのですが、タイヤがパンクしてしまいました。そのタイヤ代は自費で交換しなければなりません。
気が付けば、そんなタイヤ代だの、車のメンテナンス代にお金がかかり、あまりお給料も残らないんです。まったく嫌になりました。
また、その現地に行ってから夕方の暗くなるまで、ずっと外での仕事です。
冬の山奥での仕事は、本当に堪えます。雪が降る中、ずっと立ちっぱなしです。
防寒着などは支給されますけど、やっぱり芯から冷えるわけです。
長靴も履き、また靴下も厚めのものを履いてはなんとか凌ぎましたが、腹巻などもしていましたね。
鼻水は出るはでティッシュで拭くんですが、その拭くのもいちいち手袋を取ってからやらなければならず、本当に面倒です。
足は厚手の靴下を2枚も履きますが、それでも小指の感覚はなくなります。
ご飯はお弁当を持参するのですが、それも実につらいです。寒い車の中で食べるんですが、本当に冷え切ったご飯を食べると涙が出てきましたね。
それでいて休憩などがなく、お昼を食べてからは終わる時間まではずっと立ちっぱなしです。
それもまた、本当に会社を辞めたくなりましたね。こんなに辛い仕事があるのかなと思うほどに、寒いんです。
それでいてちっとも上司は言葉などをかけてはくれませんでしたね。「お疲れ様」という言葉もなく、知らんぷりです。
ほとんど職場でも会話するような感じではありませんでしたね。みんな自分の世界に入っている感じです。
愚痴を聞いてくれる人もいないしで、ますますこんな会社辞めてやると思いました。