営業との衝突で身も心もクタクタに

 

数年前、とある中小企業で事務員をしていました。

 

仕事内容は、営業が持ってくる契約書にもとづいて、商品の発注、顧客管理、データ入力など、ごく一般的なものでした。

 

業務にやりがいはありましたが、営業とのいざこざが原因で心身ともに疲労し、辞めてしまいました。

 

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営業が契約をとってきてくれるから仕事ができるのだと常に頭に入れ、注意深く業務にあたっていました。

 

しかし、ある時、契約書の記入内容に不備があり、どうしても仕事が進められない時がありました。

 

このような時は、私たちでは勝手に判断してはいけません。

 

出先で移動中に電話するのは少しためらわれますが、やむを得ず電話で担当営業に問い合わせました。

 

すると、「今外出しているからわからない。後にしろ。」と怒鳴られたのです。

 

気持ちは焦っていましたが、仕方なく別の仕事をして担当営業の帰社を待ちました。

 

帰社直後に先ほどの件を改めて相談すると「なぜすぐにとりかからなかったんだ、さっきそのお客さんの所に行ってきたのに、また訪問しなくちゃいけない」と、再び怒鳴られてしまいました。

 

私たちは手元の情報に基づいてしか仕事ができません。

 

お客様とどのようなやり取りで契約書が作られたのか、単なるミスなのか、その判断は私たちにはできないと伝えると、「事務員は外回りの辛さを知らないくせに」という憎まれ口を叩かれてしまいました。

 

 

このような事は日常茶飯事でした。

 

こちらとしては、業務改善のお願いをしているのですが、何を言っても「営業は忙しい、体力も使うし緊張する仕事だ。事務員は楽ばかりしているのに文句が多い。」など、営業の方が事務員より立場が上であるかのような物言いをされました。

 

事務員は決して楽ではありません。

 

外回りこそしませんが、限られた時間の中でお客様とのお約束に間に合うよう業務をこなすことに誇りを持っていました。

 

しかし、この会社では営業が強い権力を持っていたのです。

 

その契約書の件は後から問題となり、ついにお客様にご迷惑をおかけする事態に発展してしまいました。

 

そして、その責任が私にあると担当営業から上司に報告されてしまったのです。

 

全体朝礼で謝罪まで要求されました。

 

全く理解できない状況に、半分感情的になりながら上司に事情を説明したところ、担当営業に否があるという結果に落ち着きました。

 

こんな営業のために事務作業をするのはバカバカしいと感じるようになり、退社を決めました。

 

どんな業務も、自分一人でしていると思ってはいけないということを学ぶ経験になりました。

 

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