ワンマン社長の毎日の説教にうんざりして退職した

 

以前私が勤めていた会社は、従業員4名という小さな出版関係の企業でした。

 

私は営業担当の人が退職する替わりに新たに採用されたのです。

 

それまで営業経験は全くなかったのですが、面接時の話し方や態度が評価され、見事内定を頂くことができました。

 

その時は、とてもアットホームな会社という印象で、大企業よりもこういう雰囲気の会社の方が自分には合うかもしれないと意気揚々としていました。

 

ところが徐々に、社長の気難しくて説教好きな性格に嫌気がさすようになってきました。

 

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1ヶ月ほど、引き継ぎのために前任者と一緒に取引先に挨拶周りに行っていたのですが、移動中の車で前任者が社長の文句をひたすら言ってきたのです。

 

自分の思うように行動しなければ1時間のお説教、言い訳をするとこれまた1時間のお説教になるらしく、結局社員はイエスマンになるしかないという話でした。

 

もちろん、悪いところばかりではなく、優しい面もあるそうなのですが、基本的には社長の思い通りの行動をした方が良いと前任者からアドバイスを受けました。

 

 

私としては、人からの話で先入観を持ってはいけない、自分の気持ちで接していく方が良いと心に決めてはいたのですが、前任者の社長に対する文句が深く頭に刻まれてしまったことは確かでした。

 

そして案の定、お説教の毎日が始まってしまったのです。

 

営業経験のない私に、社長は自身の営業スタンスや理念、話の進め方をレクチャーしてくれました。

 

それ自体はありがたいことだと思いましたが、一言一句同じにするように言われ、一言でも間違うとやり直しをさせられるのです。

 

まるで暗記しろと言わんばかりの指導でした。

 

さすがに疲弊した私は、つい不快な顔をしてしまったのですが、それを見逃さなかった社長は、なんだその顔は!と怒鳴ってきたのです。

 

そして1時間のお説教が始まってしまったのです。

 

こういったことは1日や2日ではありませんでした。

 

多い時は半日お説教という日もありましたし、他の社員のお説教に同席させられることもありました。

 

そしてついに私の緊張の糸が切れてしまった出来事が起こってしまったのです。

 

この出来事があって以来、私の中で「もう辞めたい!」という気持ちが膨れ上がってきてしまいました。

 

私は営業先で受けた依頼について、会社に電話をして相談したのですが、その際社長は不在でした。

 

ただ、同じような事例はこれまでもあったらしく、他の社員からは以前と同じように話を進めるよう指示されたのです。

 

このことが社長の逆鱗に触れてしまったのです。

 

怒りのポイントは、社長へ話をせずに仕事を進めたこと、それから、私がその件に関して理由を述べたことが言い訳と捉えられたことでした。

 

毎日のようにお説教をされ、適切な行動を取っても怒られるという毎日は、精神的に私を相当苦しめました。

 

私は結局数ヶ月しか勤務しなかったのですが、辞める決断は比較的早かったと思います。

 

もちろん、退職を申し出た時にも長いお説教がありました。

 

でも今はすっぱり辞めて良かったと思っています。

 

風の噂で聞いた話だと、残りの社員もすでに全員入れ替わっているそうです。

 

確かにあの環境では誰でも仕事は続けたいと思わないでしょう。

 

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