約束した年収を破る会社

 

40代の男性です。

 

今まで2回転職をしました。

 

1回目は、40歳の時。2回目が42歳の時です。

 

1回目の会社が自分でも在籍期間が短いとは思いますが、それは、その会社に1年いたときに「こんな会社辞めてやる!」と思い、そして本当に辞めて(転職して)しまったからです。

 

その経緯についてお話しします。

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1回目の転職は、最初の会社(新卒で入った会社)でそれなりの仕事をして成果もあげ、評価もしてもらっており、そういう意味では不満はなかったのですが、若気の至りと言いますか、ある日かかってきたスカウトの電話に心が揺らいでしまったのです。

 

内容は、ある他業種の会社の子会社の社長というポジションでの転職でした。

 

その頃私は、自分が企画をした仕事が、なかなか頭の固い事業部長、役員などの壁で実現できないことにイラついており、もっと上からのしがらみのない中で自由に仕事がしたいと思っていました。

 

よく話を聞いてみると、その子会社は本業の事業とは関係ない事業をしており、今までは本体から社長を送り込んでましたが、みなその事業の経験がなかったのでことごとく失敗しており、今回は思い切ってその分野の経験のある人材を外から招いて社長に据え、事業を回復させてもらおう、ということでした。

 

その事業は私が前職でずっと携わっていたものですので、やり方によってはなんとかなる、という自信めいたものもありましたし、何より「社長」として、自分で自由に采配を振るえる、ということが非常に魅力的に感じたのです。

 

そこで、年収を聞くと、前職を維持してくれる、ということでしたので、思い切って転職をしました。

 

そして新社長として赴任して驚いたのは、まず社内の風土が腐りきっていること、販路が全く開拓されていないこと、財務的にはキャッシュがほとんどなく新しい手を打つ体力がないこと、毎年赤字を垂れ流していること、商品が陳腐化していてマーケットで全く戦闘力がないこと、などでした。

 

 

転職前はそこまで調べることができなかったので、どれも衝撃の事実ですが、なんとか必死に取り組み、初年度は事業の形を作り直し、コストを見直して、赤字幅を少なくし、将来に希望の持てる形にしました。

 

それで、3月に給与(年俸制)の査定があったのですが、見て驚きました。200万円近く年俸が下がっているのです。

 

少なくとも、入った年俸は「約束」ですから、維持されるのが当然と思っていた私は人事に確認したところ、入社のときに示した年俸は、あらゆる業績評価を最高ランクのものにしてそして出していた金額とのことで、今年は、通常通りの基準で算出した、その結果、赤字だったので、マイナス200万円になった、ということでした。

 

私としては、それは「約束」が違う、ということでしたし、業績は赤字でも、内容ははかなり改善しているし、赤字幅も減っている、という主張をしましたが、全く通りません。

 

私はそれで、そんな入社時にウソをつくような会社など辞めてやると思い、せっかく形が見えてきた事業なのでもったいない気持ちもありましたが、すっぱりと辞めました。

 

それ以来、転職の時には、示された年俸の内訳をしっかりと詳しく聞くようにしています。

 

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